光超音波イメージングとは

光超音波イメージングとは

光音響効果の原理により取得した超音波をコンピューター解析し画像化すること

光音響効果の原理は以下の通りです。

  1. パルスレーザ光を照射する
  2. 吸収体(赤血球など)が光エネルギーを吸収する
  3. 局所的な温度上昇がおこり、吸収体が熱膨張と収縮を繰り返す
  4. 熱膨張の際に超音波が発生する

当院の光超音波イメージング装置の特徴

  1. 任意の2波長のパルスレーザを照射することができるため、2種類の脈管(動脈と静脈、またはリンパ管と静脈)を画像化できる
  2. 超音波を半球状のセンサーで感知するため3D画像化が可能
  3. 解像度0.2mm、可視化深度2~3cm
  4. A4サイズの範囲で撮影可能。撮影時間最大約5分
  5. 静止画像だけでなくリアルタイムに動画撮影も可能