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リンパ浮腫

リンパ浮腫について

リンパシンチグラフィーなどの画像検査でリンパ浮腫と診断されたら治療を行います。
治療には大きく分けて手術と手術以外の治療があります。
手術以外には当院はリハビリテーション科と協力し、弾性着衣(圧迫できるストッキングなど)による圧迫療法や弾性着衣などで圧迫した状態での運動を組み合わせた治療、スキンケア、リンパドレナージ(手で行う医療的なマッサージ)などを行います。

形成外科では手術療法を担当します。
リンパ管の機能が残っている患者さんにはリンパ管細静脈吻合術(LVA)という手術が有効です。リンパ浮腫の患者さんは先述の通りリンパ管の通りが悪くなり、渋滞している状態になります。

この渋滞しているリンパ液を足や手などの末梢で血管に繋ぎます。すると、溜まっていたリンパ液が血管の方に流れるようになるので、渋滞が解消されます。

このリンパ管と血管のバイパスは1ヶ所あたり2㎝程度の切開で済みますので局所麻酔で行うこともできます。浮腫の程度に応じてこのバイパスを複数個作成します。すると、かなり改善を得られることができました。

このLVAはリンパ管がリンパ液を押し流すことができるくらい元気なリンパ管でないと、手術の効果が減ってしまいます。そのため早期発見、早期治療が非常に重要です。「術後ちょっとむくんだ気がする…」といった軽度の自覚症状でもまずは診断のために当院のリンパ浮腫外来を受診ください。