リンパ浮腫について
浮腫には、心臓や腎臓などの臓器の異常による全身性の浮腫、深部静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)による浮腫、静脈の異常による浮腫など、リンパ浮腫以外にも多くの原因があります。
このなかでリンパ浮腫の診断を下すためには画像を用いた検査が必要になります。
その一つがリンパシンチグラフィーです。
これはリンパ管に取り込まれる薬を使用し、リンパ浮腫の診断を行うとともにリンパ管の機能を評価します。
薬を注射してからすぐに一度撮影し、その後2時間ほど経過して十分に薬が広がった状態で再度撮影する必要がありますので、撮影には半日ほどお時間がかかります。